ハーブにはその心地よい香り以外にも様々な利用法があります。

ハーブには昔しから暮しとの関わりの歴史があります。
ハーブガーデンの伝統的なデザインとしてイギリスで使われていた庭園様式のノットガーデンは家事と切り離しては考えられないと言われています。
ノット(結び目)を作るヘッジとして植えられたラベンダーやタイム、ローズマリーはもの干しの下にデザインされ、洗濯物を乾かすのに使われ、ハーブの香りが染み込んだ洗濯物はただ香りが良いというだけではなく、その香りに含まれる虫よけ効果で防虫剤の役割にもなっていました。家事と庭とが一体になり暮らしを助けていたのです。
庭のデザインにもそんな楽しみも入れると楽しいかも…!
ここではそんなハーブの魅力や利用法をちょっとだけご紹介します。

 

自然の力 ハーブティー
ハーブの快い香りは心もからだもリラックスさせてくれます。 ローマンカモミールを使用したカモミールティーは鎮静効果があり、気持ちをリラックスさせてくれます。 オレガノを使用したオレガノティーは抗酸化作用が高く、免疫を高める作用があります。

カモミールのミルクティーをおすすめ!
お湯のかわりにカルシウムを含む牛乳に代えて、牛乳をカップ一杯分の量にフレッシュな花なら3〜4個、牛乳をあたためる際にカモミールの花を入れてカモミールミルクティー。
寝る前にカップから立ち上がる香りとともにリラックスして飲むと最高です。

 

オレガノでリース
ドライにして花や実がきれいに仕上がるものには、オレガノ、ペニーロイヤルミント、ラベンダーなどがあります。
オレガノは香りも良く、ドライにしても花色が美しいので、生のうちに、花冠を編む要領で作り、円形にして乾かすとオレガノだけで作るリースが出来上がります。
乾燥するとより香りが強くなります。
“幸せ”を象徴するハーブとして結婚する若い二人が頭にこの花冠をのせたと言われています。

 

ハーブハニー
タイムの花は蜜蜂が好むことで知られています。
16・17世紀イギリスではハーブガーデンに置かれた蜜蜂の巣箱の近くに好んで植えられました。
ハチミツとハーブは絶妙の相性があります。
その相性を最大限活かしたものがハーブハニーです。

【作り方】
材料:ハチミツ、ハーブ(クリーピングタイム)
ハーブの汚れや水気を乾いたふきんでふきとり、ハーブがハチミツにすっかり浸るように入れます。
2、3日して香りがついたらハーブをハチミツから取り出します。
ダイエットにも最適な天然甘味料のハーブハニーを一度お試し下さい。

 

有機物のスプレーで防除
手軽で安全な病害虫の予防法として有機物を薄めたスプレーがお勧め致します。
牛乳(原液~3倍に薄めます)、酢(200倍以上)、ハーブ液(200~500倍)、水酢液(1000倍以上)などを1~2週間に一回葉面散布します。
ハーブ液を使用する際は、クリーピングタイムやペニーロイヤルミントなど防虫効果のあるハーブを、水を入れた鍋にひと掴み入れ、煮出します。十分に冷めたのを確認し、200~500倍程度に薄め、霧吹などを使用し散布します。
ハーブを楽しみながら、チョッとだけ何かの役に立って自分も健康になっていけたなら… 緑や風をいっぱい受け止められる豊かな心で、次の世代に引き継いでいける環境の事… もう少し考えられたなら。
ハーブの香りが私を元気にしてくれるかも…